メルカリで届いた商品が説明と違う・壊れているetc.「不良品」だった場合、どう対処すればいいでしょう?「受取評価ボタンを押す前」が勝負時です。実は受取評価をしてしまうと返品・キャンセルが原則できないため、商品確認は到着後すぐに行う必要があります。
この記事では、2026年5月時点のメルカリ公式情報に基づいて、不良品が届いた時の対処法・返品手順・送料負担・事務局問い合わせ・購入者の権利を解説します。
結論:受取評価前に対応・公式規約で出品者が返金/返品責任を負う
- 受取評価前が勝負:評価後はキャンセル原則不可
- 規約で出品者責任:商品説明違い・破損・瑕疵は出品者が返金/返品/修理対応
- 「ノークレーム・ノーリターン」は通用しない:不良品の場合は表記があっても返品可
- 返品送料:原則出品者負担(不良品の場合)
- 匿名返品サービス:メルカリ便利用者は住所知られず返品可能
- 14日以内なら事務局調査可:補償対応の対象
不良品が届いた時の対処手順
- 受取評価ボタンは押さない(最重要)
- 商品の不良箇所を写真撮影:証拠を残す
- 取引画面から出品者に連絡:不良箇所と希望を明確に伝える
- 出品者の返信を待つ:24時間以内が目安
- 協議で返品・返金・一部返金等を決定
- 返品の場合は匿名返品サービス利用(メルカリ便のみ)
- 出品者がキャンセル申請を開始 → 購入者が同意 → 取引キャンセル成立
出品者の責任(メルカリ規約)
メルカリ規約により、以下の場合は出品者が責任を負い、返金・返品・修理・交換等の対応をしなければならないと定められています。
- 商品に瑕疵(欠陥)がある
- 商品説明と実際の商品が明らかに異なる
- 梱包の不備により配送時に商品が破損した
- 偽物・コピー品の出品
「ノークレーム・ノーリターン」「返品不可」等の表記は独自ルール扱いで、不良品の場合は無効。出品者は規約に従って対応する義務があります。
「受取評価」をしてはいけない理由
- 受取評価=取引完了の意思表示
- 評価後は取引画面からキャンセル不可
- 事務局も「評価済み案件」は介入しない
- 売上金が出品者に確定する
- 受取評価には「発送通知から9日」の自動評価期限あり
商品到着後、開封・動作確認・説明文との照合をしてから受取評価ボタンを押すのが鉄則です。
出品者と協議する時のポイント
効果的な連絡の書き方
- 商品到着の挨拶+お礼
- 不良箇所を具体的に説明(写真添付)
- 商品説明文の該当部分を引用「ここと違う」と指摘
- 希望対応を明示(返品・一部返金・交換)
- 感情的にならない・冷静な対応
協議で決められる項目
- 全額返金 + 返品
- 一部返金(商品はそのまま受け取る)
- 同等品との交換
- 修理対応
- 送料負担の分担
出品者が対応しない場合の対処
- 24時間返信を待つ:仕事中・睡眠中の可能性
- 3日以上応答なし:メルカリ事務局に問い合わせ
- 事務局調査:商品到着から14日以内なら補償対応の対象
- 必要な提出物:破損箇所の写真・商品実物の回収センター送付・本人確認
- 事務局判断で返金処理:出品者の同意なくても返金される場合あり
- 悪質なケース:弁護士相談・消費生活センターへの通報
匿名返品サービス(メルカリ便利用時のみ)
- らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便・エコメルカリ便で配送された商品が対象
- 出品者の住所を知らずに返品可能(匿名性維持)
- 返品送料は無料
- 申請手順:取引画面 → 匿名返品 → 集荷依頼 → 商品発送
返品送料の負担ルール
| 状況 | 送料負担 |
|---|---|
| 不良品・説明違い(出品者責任) | 出品者負担 |
| 梱包不備による破損 | 出品者負担 |
| 購入者都合(サイズ違い等) | 購入者負担 |
| 協議で合意 | 協議内容に従う |
| 匿名返品サービス | 無料 |
返品交渉のNG行動
- 受取評価ボタンを押す:返品の権利が消える
- 出品者の同意なく勝手に返送:規約違反
- 暴言・脅迫的メッセージ:迷惑行為として通報される可能性
- 過剰な返金要求:全額返金+慰謝料等は通らない
- 商品破損後の連絡:購入者責任で破損したと判定される
よくあるFAQ
受取評価を押してしまった後の対応
原則として返品・キャンセル不可。出品者と直接交渉して合意があれば返金可能だが、事務局は介入しません。今後は商品確認後に評価ボタンを押す習慣を。
「ジャンク品」表記の商品でも返品できる?
- ジャンク品=動作保証なしで販売 → 動作不良は返品不可
- ただし説明されていない欠陥(偽物・盗品等)は返品可
- ジャンク品表記でも梱包不備による破損は出品者負担
返品交渉が長引いている間に9日経過してしまう
取引画面から事務局に「対応中」と報告すれば自動評価を一時停止できる。3日以上応答なしの場合は事務局問い合わせを優先。
出品者が「PayPay/銀行振込で返金する」と言ったら?
メルカリ外取引は規約違反です。返金はメルカリのキャンセル機能内で処理してください。外部送金は補償対象外。
事務局に問い合わせて返金してもらえる確率は?
証拠(写真・取引メッセージ)が明確なら高い確率で対応されます。曖昧なケース(「思ったより色が違う」等の主観的な不満)は対応されにくい。
まとめ
- 不良品の対処は受取評価ボタンを押さないことが最重要
- メルカリ規約で出品者は返品/返金/修理対応の責任あり
- 「ノークレーム・ノーリターン」表記は不良品では無効
- 商品到着14日以内なら事務局調査の対象
- 不良品の返品送料は原則出品者負担
- 匿名返品サービス(メルカリ便)で住所を知られず返品可能
- 悪質な出品者は事務局通報・最終的に弁護士・消費者センター相談